新百姓0号「問う」の全内容をPDFにてお裾分けします。

雑誌『新百姓』では、発酵部数限定制を試行しています。

これは、CapitalismからCreativitismへの変容に向けた取り組みの一つです。

その目的は、大きく3つあります。

1. 販売部数の増大をKPIとした経営を行う限り必然となる、大衆迎合的な答えを示す内容から、
 問いに溢れ、変容の契機を提示する内容へと転換するため。

2. 物理的な書籍というメディアの特性を、希少性という価値に転換するため。

3. 書店を、そこでしか手に入らないものがある場とし、その存在意義を、
 書籍流通の小売機能から、問いと余白に溢れた創造性解放の場へと転換するため。

しかし、発酵部数限定制によってリアルなものの価値を上げることはできたとしても、
各号の素敵な内容が必要としている人に届かない、ということも起こり得ます。

また何より、わたしたちが、さまざまなご縁のはたらきによって出逢わせていただいた、
各領域の探究者のみなさんの磨きあげられた「問い」、常識に囚われない「ものの見方」、探究の「物語」を
わたしたちだけに留めておくのではなく、少しでも多くの方にお裾分けすることで、
CapitalismからCreativitismへの変容に向けた、確かなウネリが生まれていくだろう、と考えています。

そこで雑誌『新百姓』では、各号が完売した後、
各取扱店の在庫もなくなった時点(=例えば、二次流通でプレミアが付きはじめる、等のタイミング)で、
PDFにて各号の内容を全公開いたします。

1号以降もこの方式で、順次PDFにて内容を公開する予定です。

公開PDFファイル

1.創刊によせて 中沢新一 / 目次 / Chapter 1. 新百姓宣言

2.Chapter 2. 新百姓的考現学
  なぜこの場所は人間の創造性を解放するのか? [ JazzSpot Intro ]

  なぜこの場所は資本主義に縛られず、資本主義で遊べているのか? [ 新しい人]

3.   Chapter 3. 0号特集 どうすれば人間がシステムに支配されない未来を築けるか?

  山極先生、人間の創造性、その正体ってなんですか?
  人間とは何か?をゴリラとともに暮らしながら探究している 山極壽一センパイ と

  泰蔵さん、なんで人間はシステムに隷属してしまうんでしょうか?
  地球中の若き起業家たちと新しい社会を探究している 孫泰蔵センパイ と

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上記のリンクをクリックすると、該当ページのPDFが、プレビュー表示にて閲覧できます。
毎週、1記事ずつ公開していきます。

編集部への激励やご感想などがありましたら、ぜひ hello@pradigmshifter.net までお寄せください。

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新百姓では、資本主義システムを活用しつつも、それに依存しない、
「つくる喜び」を最も大切にする新たな社会システムの創造にチャレンジしています。
増刷しない発酵部数限定制や、0号のPDF無償公開も、これに向けた取り組みの一環です。
このようなチャレンジに共感し、応援いただける方は、投げ銭形式のご寄付で、ぜひこのチャレンジを支えていただければ嬉しいです。

ご寄付(投げ銭形式なのでお好きな金額)は、下記の口座宛にお送りください。

<振込先口座>
GMOあおぞらネット銀行
支店名:法人営業部(101)
口座番号:1350456
一般社団法人新百姓

あなたと、あなたにとって大切な人たちの今日が、つくる喜びに溢れた素敵なものになることを、編集部一同、心から祈っております。

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「新百姓0号「問う」の全内容をPDFにてお裾分けします。」への1件のフィードバック

  1. 編集部ご担当者様

    こんにちは。
    新百姓0号公開について、一言お礼をお伝えしたいと思いコメントしております。

    新百姓1号を店頭で見かけ購入して以来、編集・販売方針を応援しています。
    0号の完売在庫なしの人気ぷりは嬉しかったのですが、図書館やどこかで読むことすらできない状況はもどかしくもありました。
    不本意ながら二次流通で探していましたが、過度な価格高騰は雑誌の目的に反しているのではと思い、もやもやした気持ちでした。
    ※出品者にも様々な状況があり、社会の構造的問題のしわ寄せだと思いますが。

    無意味かもしれないけれど、増版もしくは電子書籍化などのお願いを送ろうかとも考えていました。
    そんな折、0号の公開方針やコメントは、胸を打たれる思いでした。
    ますます応援していきたいという気持ちになりました。
    今後も楽しみにしております。

    敬具

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